Biography

早稲田大学理工学部出身。22才よりダンスバンドの草分けであるダウンビーツに入団。以後いくつかのバンドを経て渡米、ボストンのバークリー音楽院にてサックスをビル・ピアス氏に師事。帰国後、森寿男とブルーコーツ、三原綱木とニューブリードに入団。その後、ニューオータニなどの一流ホテルで活動。1992年には、のちに自身のライフワークとなるビッグバンド「山田壮晃(ts) &ビッグバンオーケストラ with 有桂」を結成し1995年より演奏活動を開始。オリジナルを中心に録音したCD7作品を発表、現在に至る。

また、山田自身のアレンジによる「山田壮晃カルテット with 有桂」や5 sax+tp+3 リズムの「スイートサックス」、5 sax+3 リズムの「ビッグバン5SAX」や、2014年からスタートしたトランペット、テナーサックス、アルトサックス＋ピアノ、ベース、ドラムの6人編成の3管バンド「山田壮晃＆メロートーン with 有桂」など、山田壮晃ならではのモダンなサウンドに仕上げた多くの編成をプロデュースし、ビッグバンオーケストラ同様、好評を得ており、2023年には最新アルバム「PEACE ON THE EARTH」もリリースしている。

また「うめ吉」(唄／三味線)のグループなどにも参加し、ジャンルにとらわれず幅広い音楽性を発揮している。多くの作品に携わる傍ら、特にビッグバンドのために書き下ろした譜面は定評があり、ビッグバンド譜面のスペシャリストとして、多くのヴォーカルを含めたミュージシャンからの支持も厚い。